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御巣鷹山の教訓いずこへ 「安全上のトラブル」今もなお

2008-07-27
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 毎年、夏の盛りになると胸が痛みます。昭和60年8月12日夕、羽田発大阪行き日航123便ジャンボ機が群馬県上野村の御巣鷹山に墜落し、520人が死亡。単独の航空機事故としては史上最悪の惨事でした。

 3年前、事故から20年となるのを機に関係者の方々に取材しました。なかでも123便の高浜雅己機長=当時(49)=の妻、淑子さんの述懐が印象に残っています。

 いわく、機長はあの夏に突然、赤ちゃんのとき亡くした長男の墓参りをすると言い出し、一心不乱に墓石を磨いていた。居間の窓をしゃれた出窓に改装したいと相談すると、「それでは棺おけを出せない」と奇妙な理由で拒んだ−。

 淑子さんは深い理由は尋ねなかったそうですが、機長には何かの予感があったのかもしれません。似たようなエピソードはほかのご遺族からもうかがいました。人知を超える運命の糸にたぐり寄せられた、とでもいうのでしょうか。

 国土交通省のまとめによると、航空事故につながる可能性もある「安全上のトラブル」は、昨年1年間で実に730件。天災以外の事故は必ず防止できるはずですが、“あわや”の状況は今も少なくないのです。

 御巣鷹の教訓はどうなってしまったのでしょう。悲しき運命論には二度と触れたくないのですが…。(孝)

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(引用 yahooニュース)


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