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温泉騒動:地熱発電所計画を発端に 嬬恋村、財政を再建 草津町、源泉に影響 /群馬

2008-07-02
 ◇嬬恋村、眠る資源を有効活用−−債務、予算の3年分も
 ◇草津町は猛反発、全議員が「反対」
 日本一のキャベツ産地として知られる嬬恋村が地熱発電所の建設を計画していることが18日、分かった。村予算の3倍に当たる167億円の債務を抱える同村は、発電所を活用して財政再建の一助としたい考え。ところが、隣接する草津町が「草津温泉の源泉に影響する可能性がある」と猛反発。温泉で成り立つ同町は「実行するなら、あらゆる手段を検討する」と法的措置も辞さない構えで、思わぬ「温泉騒動」が起きている。【伊澤拓也】
 嬬恋村は07年度に「村地域新エネルギービジョン」を策定。草津白根山ふもとの石津地区か浅間山付近の鹿沢地区で、経済産業省の補助を受けた地熱発電所建設の検討を進めている。熊川栄村長は「村に眠る資源を環境に負担を与えずに有効活用できる」と強調する。
 ところが石津地区は、草津温泉の主な源泉7カ所のうち、「万代(ばんだい)源泉」から南約3・5キロと近く、草津町は「ボーリング調査だけでも湧出(ゆうしゅつ)量や温度に影響が出る」と懸念を強めている。既に町議会は「全員反対」を表明している。
 地熱発電は、地下のマグマで熱せられた高温の地下水や蒸気を地上に取り出し、タービンを回して電気を作り出す仕組みで、現在、東北や九州地方を中心に18カ所で稼働する。日本温泉協会は「源泉への影響は避けられない」として温泉地付近の掘削に反対している...

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(引用 yahooニュース)